この記事では自毛植毛を受けることができない人について解説しています。

薄毛治療に効果の高い自毛植毛ですが、手術自体を受けることができない人や植毛をするのに適さない人もいるというのはご存じでしょうか?

この記事では自毛植毛を受けることができない人について解説していきますので、自毛植毛を検討しているという方は是非参考にしてください。

自毛植毛ができない人とは?

自毛植毛は自分の毛髪を移植するという植毛方法で、移植した毛髪は一度定着すると半永久的にその場所で生え続けるため薄毛を根本的に改善することができますが、全ての方が自毛植毛を受けることができるわけではありません。

ここでは自毛植毛を受けることができない人について解説していきます。

移植するための毛髪がない人

先ほども言ったように自毛植毛には自分の頭皮に生えている毛髪をドナーとして使用します。

主に側頭部や後頭部などAGAの影響を受けづらいと言われている部分の毛を使用しますが、その部分に毛が残っていない場合は自毛植毛を行うことができなくなります。

植毛を検討している方は、移植に使用する後頭部などの毛がなくなる前の早めの行動をオススメします。

脂漏性皮膚炎などによってかゆみや湿疹がある人

頭皮の状態が悪いと植毛手術によって移植した毛髪の定着率が悪くなってしまうので、この場合は頭皮の状態が改善するまでは手術は控えることになります。

円形脱毛症の人

円形脱毛症の場合、毛根自体は生きているのでホルモン治療や自然治癒によって脱毛を改善することができるため手術を行う必要が無いとされています。

糖尿病を患っている人

糖尿病になってしまうと傷の治りが悪くなり化膿しやすくなるということがあるため、通常の方では何ともないような傷が身体に大きな影響を与える恐れがでてくるので自毛植毛は適さないとされています。

ただ、血糖値の数値が比較的軽い方には手術を行っているクリニックもあるそうです。

心臓病を患っている人

手術時には多少なりとも身体や心臓に負担がかかることになるので、心臓病を患っている方は自毛植毛を受けることに適さないとされています。

精神的な疾患を患っている人

自毛植毛を行うと一時的脱毛やショックロスと言われる脱毛現象が生じることがあります。

精神疾患を持たない方でもこれらの脱毛が生じると「本当にまた生えてくるのかな‥」と不安になるものですが、精神疾患を持っている方の場合は通常よりも強い不安を感じる可能性があります。

強いストレスを感じることによって精神疾患自体を悪化させたり、他の症状を誘発させる恐れもありますので医師の判断によって自毛植毛の手術を断られる場合があります。

その他の病気が原因で薄毛になっている人

病気が原因となって薄毛が誘発されることは良くあることですので、原因が分かっている場合には、まず病気の治療を優先するようにとのことで手術を見送る場合があります。

まとめ

ここまで自毛植毛を受けることができない人や適さない人について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

解説してきたように自毛植毛には手術を受けることができる人と受けることができない人が存在します。

自毛植毛は薄毛治療の最後の砦とも言われており、その効果に期待している方もたくさんいることだと思います。

ですので、自毛植毛に適しているか適していないかを自分で判断して諦めると言うことはせずに、一度クリニックに足を運んで医師の診断を仰いでみると言うことをオススメします。

 

なお、当サイトでは、植毛を扱う病院・クリニックを地域別にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

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